荷造りの作業がスタートすると、やることが急に増えてくるため、もうすぐ引越しをするんだなという実感が出てくる方も多いかと思います。
各荷物を梱包する作業というのは、引越し準備の中ではメインイベントとも言えるくらいボリュームと重要性のあるものですからね。
なお、各アイテムを荷造りするポイントやコツについては、次の記事で詳しく解説していますので、今から荷造りをするという方は、ぜひそちらをご参考にしてください。
【保存版】アイテム別に詳しく解説!引越しの荷造りのポイント
※ 引越しの際に梱包方法が特に重要となるアイテムについて、その荷造りのポイントを紹介しています。
そして、荷造りをする際に同時進めて頂きたいのが、運搬する荷物の情報をまとめた『荷物リスト』の作成することです。
なお、荷物をダンボールに詰め込んだ後には、その箱に何が入っているのがすぐに分かるように、『通し番号、品名、割れ物の有無、新居で設置する場所』を書いておくのが一般的です。
■荷造りしたダンボールに書いておくと便利な内容の例
- 通し番号…10
- 品名…食器類
- 割れ物…有り
- 新居での設置場所…キッチン
先ほどお伝えした荷物リストというのは、この内容をまとめておくものになります。まとめるのは一般的なノートで構いませんので、それらを記入していくようにしましょう。参考例を以下に記載しておきます。
■荷物リストの例
では、どうしてこのようなリストを作成するのかというと、以下のような目的のためです。
■荷物リストを作成する目的
- 荷物の搬出忘れがないかを確認するため
- 紛失した荷物が無いかをすぐにチェックするため
- 荷解きの作業をスムーズに行うため
特に重要となるのが、2項目目の紛失した荷物が無いかの確認です。業者に引越し作業を依頼した場合には、全作業を終えた後に、荷物が忘れ物なく全て運ばれていることを確認して、完了のサインをしなくてはいけません。
荷物リストを作成していない場合には、どの荷物が無いのかを確認することが難しいため、そのチェックにすごく時間がかかってしまうんですね。
それによって引越しを終える時間が伸びてしまっては、追加料金を取られる可能性もあるため、できるだけ確認作業はスムーズに終えなくてはいけません。
一方、事前にチェックリストを用意しておけば、ダンボールの通し番号とリストの内容をチェックするだけですので、すぐにその荷物が運搬されているかどうかを確認することができます。
しかも、リストにはどこに何があるかも書いてありますので、荷物が入ったダンボールを探し回る必要もありません。リストの作成なんて、梱包の片手間にできる内容ですので、忘れずに作成するようにしてくださいね。