電気・ガス・水道など公共サービスは私たちが生活をする上で、欠かすことができないものです。そのため、引越し当日から使うことができるように準備や手続きをしておかなくてはいけません。
なお、新居でそれらの公共サービスを使うためには、事前準備としては各サービスの提供元に引越しをすることと、使用開始日を伝えておく必要があります。その手続き方法については、次の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
引越し前の公共料金の手続き方法まとめ
ただし、その手続きを終えるだけでは、新居ですぐに使えるようになるわけではありません。使用開始する前には、それぞれに新居での作業が必要です。
そこで、以下ではそれぞれの公共サービスを使用開始するためにやることを解説します。引越しを控えている人は念のためにチェックしてください。
新居での公共サービスの使用開始方法
1.水道
水道は住まいによっては、蛇口をひねればすぐに使用できるケースがほとんどです。
なお、もし蛇口を開いても水が出ない場合には、メーター内にあるバルブを開きましょう。そうすれば、すぐに水は使用できるはずです。
2.電気
電気に関してはブレーカーのつまみを『入』にすれば使えるようになります。なお、それでも通電しない場合には、漏電遮断器や配電遮断機が『切』になっていないかを確認してください。
もし、それらも『切』になっているなら、漏電遮断器⇒配電遮断機の順につまみを『入』にします。そうすれば、電気も使用できるようになるはずです。
3.ガス
ガスについては事故の危険がありますので、開栓作業を自分で行ってはいけません。そのため、ガス会社の作業員さんが来て立ち合い作業をしてくれるまで、使用するのを待ちましょう。
ちなみに、開栓手続きの依頼については、先ほど紹介した記事に書いたように、引っ越し前に予約をしおかなくてはいけません。そうでなければ、当日からガスを使うことができないですからね。
また、ガスが問題なく開栓しているかを確認するために、あらかじめガスを使用するファンヒーターやガスレンジを出しおくことをお勧めします。そうすれば、作業員さんが立ち会いのもので、使用の可否を確認することが可能です。
以上が公共サービスの使用開始のための作業内容です。
なお、電気・ガス・水道のいずれも使用開始する日は、各サービスの提供元に事前に連絡しておく必要があります。それを忘れてしまっては、最悪の場合は引越し当日から使用ができませんので、くれぐれも注意してくださいね。