引越し後にやるべき手続きの1つとして、自動車の登録変更があることを下記の記事でお伝えしました。
自動車の住所変更の登録・手続き方法@引越し後すぐやること
そして、自動車の登録変更手続きを行うためには、新住所での『自動車保管場所証明書』いわゆる車庫証明が必要となってくるんですね。
これが無いことには引越し先での自動車の登録ができません。また、車庫証明の手続きは新車や中古車の購入時には、業者がやってくれるケースが多いため、未経験で手続き方法が分からないという方も多いはずです。
そこで、以下ではその方法について詳しく解説させて頂きます。まだ、車庫証明の手続きが済んでいないという方は、ご参考にしてください。
自動車保管場所証明書の交付手続き方法
まず、車庫証明(自動車保管場所証明書)を交付してもらうためには、自動車の保管場所を管轄する警察署へ申請をする必要があります。そして、その手続きに必要となるものが以下の通りです。
■車庫証明の手続きに必要なもの
- 自動車保管場所証明申請書※1
- 保管場所標章交付申請書※1
- 所在図・配置図※1
- 保管場所の使用を承諾する証明書※2
- 印鑑
※1 これらの書類を書くための用紙は警察署の窓口で入することが可能です。記載内容に漏れやミスが無いように、事前に入手して、記入しておくことをおすすめします。
※2 自分の土地をし負うする場合には、保管場所使用権原疎明書面(自認署)。駐車場を借りてい使用する場合には、使用承諾証明書や賃貸借契約書のコピーや領収書。
以上が申請に必要となるものです。
なお、提出する書面の『自動車保管場所証明申請書』や『保管場所標章交付申請書』には、自動車の登録番号、車台番号、車名、型式などを記載する欄があります。
車名を把握している方は多いかと思いますが、それ以外の項目については意識していいない方がほとんどのはずです。ですので、それらを間違えずに記入できるように、車検証は事前に用意しておきましょう。
それから、注意をしなくてはいけなのが車庫証明は申請をしたその日には、発行してくれないという点です。発行までは、およそ3、4日が必要になります。
自動車の登録変更の期限が引越しから15日以内であり、その手続きに車庫証明が必要なため、できるだけ早くに申請を出さなくてはいけません。手続きに必要な書類も多いですので、引越しを終えたらすぐに取り組むようにしましょう。
なお、車庫証明の申請には手数料やステッカー代金を合わせて、約3千円がかかります。申請の際には、その費用も忘れずに持参してくださいね。