引越し後に自動車の住所登録変更が必要であることは、下記の記事で紹介した通りです。そして、バイクの場合にも住所変更に伴う手続きが必要となります。
自動車の住所変更の登録・手続き方法@引越し後すぐやること
しかも、バイクの場合には排気量の応じて、手続き方法がことなってきます。そのため、自分の乗っているタイプのバイクは、どの手続きが必要なのかをきちんと把握しておかなくてはいけません。
そこで以下では3種類の排気量に応じた、引越し後の登録変更の方法を紹介します。バイクや原付を所有している方には、必要な手続きですので、ぜひご覧になってくださいね。
バイクの登録変更の手続き方法【引越し後】
1.50-125cc
125cc以下のスクーター・原動機付自転車(原付)の管轄は、市区町村となります。
そして、同じ市区町村への引越しの場合には、特に手続きが必要ありません。というのは、転入届を出すとそれに付随して、原付の住所変更も行われるからです。
なお、他の市区町村への引越しの場合には、役所の窓口にて手付きが必要となります。その手続きで必要となるものが以下の通りです。
■125㏄以下のバイクの登録変更で必要なもの
- 標識交付申請書※1
- 廃車申告証(申告済証)※2
- 住所を確認できる書類(新住民票、免許証など)
※1 市区町村の窓口で入手可能です
※2 旧住所の市区町村で引越し手続きをしたときに、受けとる書類です。廃車申告証を入手するための、手続き方法については、以下の記事をご覧ください。
なお、旧住所での手続きを行っていない場合には、旧住所で交付されたナンバープレート、標識交付証明書、印鑑、本人確認書類を持参すれば、廃車と登録変更の手続きを同時に行ってもらうことが可能です。
2.126-250cc
126-250ccの軽二輪の場合、管轄が陸運局となるため、手続きはその支局で行います。手続きに必要なものは以下の通りです。
■126-250㏄のバイクの登録変更で必要なもの
- 印鑑
- 住民票(引越し先の住所で、発行3ヶ月以内のもの)
- 軽自動車届出済証(ナンバー交付時に貰った書類)
- 軽自動車税申告書(申請する陸運支局の窓口で入手可能)
- 自賠責保険証(有効期限内のもの)
- ナンバープレート※3
※3 引越しにより管轄する陸運支局が変更になる場合に、現在使用中のナンバープレートが必要となります。
なお、126-250ccのバイクについては原付の場合とは違い、引越し前に必要な手続きは特にありません。
3.251cc以上
続いて251cc以上の小型二輪についてですが、こちらも手続きは陸運支局で行います。そして、手続きに必要なものが以下の通りです。
■251㏄以上のバイクの登録変更で必要なもの
- 印鑑
- 住民票(引越し先の住所で、発行3ヶ月以内のもの)
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証(有効期限内のもの)
- 手数料納付書(申請する陸運支局の窓口で入手可能)
- 軽自動車税申告書(申請する陸運支局の窓口で入手可能)
- ナンバープレート※4
※4 引越しにより管轄する陸運支局が変更になる場合に、現在使用中のナンバープレートが必要となります。
251cc以上のバイクについても、126-250ccの場合と同じく引越し前の手続きは特に要りません。
以上が引越し後に行うべき、バイクの登録変更手続き方法です。紹介した内容を参考にして、引越し後は忘れずに手続きを行うようにしてくださいね。